2008年2月10日

House_mak計画進行中

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昨日(2/9)、House_makの設計打合せを建築主家族と行いました。
設計者には守秘義務もありますし、住宅のセキュリティー上のこともあるので、詳しくは書けませんが、
ぼくが気になっていた部分と建て主が気になっていた部分が同じところであったこと、
その解決のために考えている方法が違っていたことで、 打合せの結果、うまい解決案が見つかりました。

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2007年9月22日

建築士会、研修委員会の仕事

茨城県建築士会の研修委員を拝命している。

本日(9/21)本年度第5回目の委員会に出席した。

研修委員会の仕事は、建築士の資質と技術・知識向上のための研修会・勉強会の実施、建築基準法など関連法令の講習会・研修会の開催、建築士試験の実施受託に関すること、等々。

次に開催することが決まっている講習会は、「建築士法第22条第2項による指定講習会」で、12/11に土浦市の国民宿舎「水郷」で行います。

建築士には、5年に1度の受講が定められてますので、是非受講を!



ということなのだが、講習会の企画・立案にいつも行き詰まってます。

建築士の方々、やってもらいたい講習会ってなんですか?

2007年6月 8日

鹿嶋Be-h@us見学しました。


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 昼間は、なんやかんやと忙しく、夜はすぐ眠くなっちゃうので、すっかり更新サボってました。
 鹿嶋Be-h@us見学させていただきました。実は見学会は、5月26日でした。ずいぶんと経ってしまいました。(汗)
 はじめて"Be‐h@usの実物を見学できました。
 感想は、一言で表すと「すっぴんの少女のようなすがすがしさ」を感じさせる家でした。

 それでは、ミニレポートを・・・・

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2007年3月20日

四寸角の柱の家!!

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 久々のエントリー、ご無沙汰しちゃってます。
 判りにくい写真だと思いますが、木造住宅の基礎コンクリートと土台、柱です。
 板が積み重なったように見える断面が土台で、その上の白っぽい木材が柱です。
 つくばエキスプレスの開業から1年過ぎましたが、未だ大手ハウスメーカーによる建売り住宅の建設ラッシュが続く”つくば”で撮影。
 ラジオやテレビでコマーシャルの華々しい某ハウスメーカー(実態は建売メインの設計施工ハウスメーカーなのに、ア○ダ設計という名前)の建売り住宅。
 もう一度写真を見てください。なんか、おかしくないですか?

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2007年2月16日

既存木造建物への増築・改修

 大地震が起こる度に、その数年後に改正されている建築基準法。

 今までは、改正されても”既存不遡及”を原則としていたのだが、一昨年から”増築する場合には、原則的に既存部分も現行法規に適合するように改修しなくてはならない”ということになったのだ。

 まぁ、ただし、”原則的には”ということで、緩和される方法もあるのだが、・・・。

 緩和内容としては、”既存部分は、耐震診断基準(現行法規よりは緩い)になっていればいいよ。”っていうこと。

 その条件なのだが、”増築部分と既存部分とは構造上、相互に力を伝えないように分ける”必要がある。

 当然、2つの建物を力が伝わらないようにするには、柱や梁だけでなく外壁や屋根もくっつけてはダメ。

 「ハイ、其処と其処!すき間を空けなさい!」ということになる。

 すき間が出来れば、そこから雨や風が入る。

 雨漏りするものをつくっては、調子悪いので、力を伝えずに、すき間を空けないように柔らかい材料か可動するモノで連結する必要がある。

 鉄骨造や鉄筋コンクリート造では、”エキスパンションジョイントカバー金物”という、既製のアルミやステンレスのカバー金物があるが、木造用ではちょうど良い製品がないのだ。

 板金でつくるって手もあるが、だいたい、継ぎ接ぎがはっきり判っちゃう外観はみすぼらしいし、それにやっぱり雨漏りが心配だ。

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2006年11月13日

応急危険度判定-模擬訓練

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 今日は、茨城県による被災建築物応急危険度判定の模擬訓練でした。
 場所は、那珂市営中里住宅というところで、その中の老朽化して取り壊す予定の住棟を使っての模擬訓練でした。

 応急危険度判定とは、
応急危険度判定は、大地震により被災した建築物を調査し、その後に発生する余震などによる倒壊の危険性や外壁・窓ガラスの落下、付属設備の転倒などの危険性を判定することにより、人命にかかわる二次的災害を防止することを目的としています。  その判定結果は、建築物の見やすい場所に表示され、居住者はもとより付近を通行する歩行者などに対してもその建築物の危険性について情報提供することとしています。 また、これらの判定は建築の専門家が個々の建築物を直接見て回るため、被災建築物に対する不安を抱いている被災者の精神的安定にもつながるといわれています。
とパンフレットにはあります。

 平たくいうと、大地震が起きた直後に被災した建築物を素早く調査し、その建物には入れるのか、はたまた近くに寄るのも危険なのかを建築の専門家として判定し、緑(安全)・要注意(黄色)・危険(赤)の判定結果の紙を表示して二次災害を防ぐことです。

 阪神淡路大地震後にその判定を行う技術者を各都道府県が認定登録したのが、”応急危険度判定士”です。
 中越地震の時には、要請を受けて茨城県からも認定登録している応急危険度判定士が派遣され(行政からも、民間からも)、判定作業を行いました。

 で、判定方法とその評価基準はマニュアルに定めてあるのですが、建物は千差万別ですし、危険性は数値で表すことが出来ないことが多いので、老朽化した市営住宅を使っての模擬訓練を行い、判定についての訓練を行いました。

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2006年11月10日

ASJ住宅展(水戸)2006/11/3・4

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 久々のエントリーです。
 実は、11月3日(祝)と4日(土)にASJ(アーキテクトスタジオジャパン)という設計屋や施工者の紹介会社の水戸スタジオの展覧会イベントに出展しました。
 何分初めての経験なので、とりあえずパネルと設計時に使用した模型・簡単な事務所紹介パンフレットを展示しました。
 水戸の地元設計屋は僕ともう一つの事務所だけで、その他の5事務所は、東京の設計事務所でした。
 営業活動としてはどうだったのか、良く判りません。もしかしたら、僕の展示(及び説明)は稚拙に感じられ、逆効果だったかもしれません。こういう出会い丁場は怖いですね。(汗)
 会場に来ていただいた住まいをつくりたいとお考えの方々に失礼の無いよう対応できたか、うまく伝えられたか、反省すべきこともいっぱいあります。

 ともあれ、狭い敷地で、より快適な住まいをつくるアイディア、伝えたいことを効果的に伝える表現の仕方等々、色々勉強になりました。
 また、活躍されている同業者の方々とお知り合いになれただけでも十分有意義だった2日間でした。
 展示したパネルは、「ASJ住宅展(水戸)2006/11/3・4の続きを読む」をクリックしてね!

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2006年10月 4日

FJ事務所兼倉庫 鉄骨建て方

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 鉄骨造2階建て、床面積1000m2弱の事務所兼倉庫です。
 あいにくの雨天続きにもめげず、ほぼ工程どおりに鉄骨が立ち上がりました。
 木造住宅であれば、”上棟”ということで神事なども行うのですが、鉄骨の野丁場は淡々と工事が進みます。
 建て方検査を行いました。一部建て入れ直し・胴縁の補強・高力ボルトの締め込みの不備を指摘、完了後に建築指導課による中間検査を受けます。

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2006年7月28日

一級建築士って?

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 少し遅くなってしまいましたが、この前の日曜日(23日)は、一級建築士の学科試験でした。ご存じの方も多いと思いますが、建築士の試験は、1次(学科)と2次(製図)があり、年に1回ずつ行われます。
 今年も、建築士会の手伝いで試験監理員を務めてきました。茨城試験場では例年になく欠席率が高かった(約20%強)のです。昨年末から耐震偽装問題を契機に、建築士の資格制度の見直しも揺れ動いているし、この”建築士”という資格は魅力の無いものになってきているのかぁ?と感じたのでした。

 そんな折、試験翌日(24日)の読売新聞一面に、

「今さら受けたくない」建築士再試験、猛反発で断念?

という記事が、・・・。
 

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2006年6月29日

いもうとはうす進行中(上棟)

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 主体構造は木造軸組で、中庭に面する廊下とアプローチの屋根の自重のみ鉄骨で支える構造の住宅です。
 構造合板両面張りの壁と構造合板張りの床・屋根で支える構造なので普段見慣れている軸組木造の上棟とは趣が違います。

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