2005年9月30日

秋の夕空


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 台風が2・3個通り過ぎたら、すっかり秋になっていた。
 いわし雲と夕焼けが綺麗。
 一日のうちで何となくホッとする時間帯。特に秋は和んでしまう。

2005年9月27日

おいおい、それはなんのまねだ。

 友人の知り合いのお宅の雨漏り補修の立ち会いでのこと。
 そのお宅は、以前書いたツーバイシックスの輸入住宅。2ヶ月以上経ってやっと軒樋を取り付けることになったとのこと。
 相談を受けた以上、不安だったので、立ち会うことにした。

 そこで、やってきたオジサンが、トラックに積んで来たのは、たぶん厚さ0.4㎜ぐらいのガルバリウム鋼板を加工した軒樋。材質と寸法を確認。その間、材料を持ってきた人は何も説明せず脚立足場を組み立てていた。そのお宅の御主人に向かって、「おはようございます」もなければ、「今日はこれこれこういう工事をするので、○○時ぐらいまで掛かります。」も言わないし、そもそもどういう人に何を指示されてどういう工事をしに来たのかも言わない。
 無口な照れ屋さんなのかとも思ったが、話しかけても応えてくれない。どう見ても日本人に見えるが、もしかすると日本語が判らないのか?それとも聾唖者か?それでは失礼なことをしてしまっているのか?など、余計な心配をしていると、やおら軒樋を直に外壁に押さえつけて軒樋の横腹からビスを打ち始めた。当然、軒樋の前板が電動ドライバーの邪魔をしてなかなかうまくいかない。
 っていうか、軒樋の内側から直接ビスで外壁に取り付けるつもりなのか?
 おいおい、それはなんのまねだ。

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2005年9月23日

S-House 珪藻土壁材

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 S-Houseの1階の玄関・居間・キッチン・和室・洗面脱衣・浴室・トイレの壁・天井は、奮発して珪藻土壁材を左官仕上した。  その代わりといってはなんだが、2階の寝室・子供部屋などの壁は、外壁下地の構造合板に半透明の自然塗料が塗ってあるだけ。1階の珪藻土壁材の調子がすこぶる良いので、お金を貯めて、いずれは2階も珪藻土壁材を塗りたいと考えている。

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2005年9月22日

S-House-階段

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 S-Houseをもう一度紹介することで、設計の時に考えたこと、その結果と2年間そこで過ごして気が付いたこと、を確認してみる。  今回は、階段について、・・・。

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2005年9月20日

プロの職人の道具


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 普段からお世話になっている、左官屋さんのリフォーム部のイベントに「増改築相談窓口の設計屋」として参加した。
 大手ハウスメーカーや建材メーカー主催のイベントとは違って、全て手作り、持ち寄りなので、ほのぼのとした雰囲気であった。そのせいか、「増改築相談窓口」は、とってもヒマだった(苦笑。すみません、あまりお役に立てなくて)。

 おかげで、顔見知りの左官職人に道具や技について、じっくり話を聞き、技能を見せてもらうことができた。上の写真は、その職人の使うコテの一部。下の方は、野丁場で使う普通のコテ。上の革ケースに入っているのが、本当の技能が必要とされる仕上をする時に使う鏝。

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2005年9月18日

三上建築事務所 創立71周年記念

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 昨年の6月まで在席した三上建築事務所の創業71周年記念祝賀会が、9月17日に開かれた。
 何故、71周年という中途半端な区切りかというと、この日が現在の所長、三上清一の数え80才の誕生日であり、設計事務所として第3ステージに入る区切りということからだと思う。

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2005年9月15日

海馬


"海馬―脳は疲れない" (池谷 裕二, 糸井 重里)

 人間の心はどこにあるのだろう?昔は、胸の中にあると信じていた。つい最近になって、「頭の中にあるらしい。」と、ぼんやりと考えるようになった。では、心は頭の中のどこに存在しているのか?  楽しい、やる気満々という時は、「心がウキウキする」なんて表現する。辛い時、悲しい時、やる気のない時は、「心が沈む」なんて表現する。心を自分でコントロール出来れば、もっと良く生きられる。そんな思いがあったなら、是非お勧めの一冊!文庫版もでて、コストパフォーマンス抜群! 

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2005年9月14日

お月見といえばススキ

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 まだまだ日中は暑いが、ススキはもうこんな状態。空には赤とんぼが飛んでいる。  もうすぐお月見。季節はゆっくりと、確実に秋に向かっている。

 そういえば、この空き地にはタヌキが住んでいるらしい。
 

2005年9月13日

旧陸軍航空通信学校

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 近所を散歩していたら、こんな碑文を発見した。
 家の近所とは云っても、普段は車で移動しているので、気が付かないことが多い。
 題字に”平和乃礎”とあり、その下に”陸軍航空通信学校跡”とある。

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2005年9月12日

衆議院選挙の喧噪のあとで

 開票後、直ぐにテレビなどで出口調査の結果が出た。自民党の歴史的な圧勝だそうだ。開票結果もその出口調査に近い状態で推移しているようだ。

 あれだけの喧噪を巻き起こしながらも、日本は結局、自分以外の他人の改革を選んだのだと思う。いや、正確には、「自分は変わりたくないが、他の人が得しているのは許せない。」ということを表明したのだと思う。

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2005年9月10日

ON THE STREET CORNER


"ON THE STREET CORNER 1" (山下達郎)

 原盤は、1980年に限定版として出され、1986年に再発盤がCD化された。このアルバムは、1950年代から1960年代にニューヨークのハーレム当たりの路上でア・カペラで歌われていたスタンダードナンバーの山下達郎によるトリビュート。
 「収められているテイクの数々は、当初、純粋に私の趣味として行われていたもので、・・・」と山下達郎本人によるライナーノーツにあるとおり、山下達郎の好みというか、音楽の原点が最も判るアルバムとなっている。

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2005年9月 8日

ヤマボウシの実


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 ヤマボウシの実です。だいぶ色づいてきました。しかし、この写真は、残念ながら、我が家のヤマボウシではありません。出先で見かけたので、撮ってきました。
 我が家のヤマボウシは、昨年秋に植え付けたので、花が一つしか咲きませんでした。ということで、実はなっていません。来年は、いっぱい花を付けて、いっぱい実をならしてくれることを祈ってます。
 ヤマボウシとハナミズキは良く似た木ですが、実がなる分だけ、ヤマボウシの方が好きです。(まさに、花より団子)
 ヤマボウシの実は、甘酸っぱくて美味なんですが、鳥と競争になってしまいます。

2005年9月 7日

どう評価したらよいのか・・・?


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 日本対ホンジュラス戦、5対4・・・。勝つには勝ったけど・・・。
 何をどう評価して良いのか判らない。というか、この試合のどの部分をポイントにコメントしたらよいのかわからないのだ。うーむ。

 

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2005年9月 6日

「改革に賛成な人はとにかくこっちへ」って言ってる人達って?

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 政治、特に選挙に関してはあまり書きたくはないが、一体この騒ぎはなんなんだ?と考えてみた。
 いろいろな主義・主張・権利があり、それらの多様性と対立性を認識することが重要であると常々思っているが、多様性を認めないような発言がまかり通っていることに強い違和感を感じる。
 曰く、「改革じゃなくちゃダメなんだ。」「君は僕とは意見が違うから認めない。」などなど・・・。

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2005年9月 5日

夢の跡?

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 つくばで見つけたビニールハウスです。
 学園都市に隣接する丘の上にポツンと不思議な形のビニールハウスがありました。中では、2層分を貫いて樹木が生えているように見えました。左に見えるのはボートの架台のように見えます。造形的にもちょっと惹かれます。
 車を停めて、近づいてみると、・・・。

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2005年9月 4日

Pacific


"PACIFIC" (細野晴臣)

 まだまだ暑い日が続いてます。と、いうわけで気分はまだ夏なんです。  僕が大学生の頃、レンタルレコード店から借りてカセットテープにダビングして、テープがビロンビロンになるまで聞いていたアルバム。  CD選書シリーズで出されていたのを思い出してAMAZONで購入。

 20ウン年前の夏を思い出しマス。YMOのメンバーやはっぴぃえんど、山下達郎・・・。いい感じのアイランドミュージックです。

 でも、妻からは「そんな無駄遣いをして!」と叱責の言葉。トホホ・・・。

2005年9月 2日

住宅に求められる性能・・・紺屋の白袴?身をもって体験したこと

 7月下旬に弟が入院した。2年半前に手術した病気の再発で、今回は手術はせず、とりあえずの処置を病院で施した。今後は、自宅で療養したいとの本人の希望。症状は、言語の障害と右の手足の麻痺、右側視野の欠落。自分で歩行ができないので車椅子生活となる。

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