2005年4月 5日

変更確認

建築主の意向により、平面を大変更。協議に基づいた変更平面計画案を作成し、建築主にプレゼンテーション。ついでに、これまでの打合せで出された要望事項とその具体的対応をリストにして提出。

 一晩、図面をよく見てもらい、明日、建築主に確認の連絡をする。

 建築主に変更平面図の了解を得てから、協力設計者に連絡する予定。

2005年4月 4日

大変更!

大変更!
 ゼネコン見積り徴収用の図面納品を翌日に控えて、建築主より連絡有り。
「寝室同士が戸境壁で隣り合うのはちょっとまずいんじゃ無いの。もう一回考え直そう。」とのこと。
 迂闊だった。これまで提示した平面計画案での打合せでもそんな要望は出ていなかったが、条件の引き出し方が足りなかった。
 寝室同士が隣り合う戸境壁は、厚さ18cmの鉄筋コンクリート壁+両面LGSボード。物理的な遮音は充分と思われるが、借り手の心理的な感覚を考慮すると、隣り合わせない方がよいのでは、とのこと。

 ということで、平面が大変更!

 構造・電気設備・機械設備の設計協力者には、迷惑をかけるが、平面をやり直し。みなさん、すみません。

 まだまだ、駆け出しなので至らないところもあるが、これを教訓に設計の進め方を見直そう。

超ローコストでガンバル

0308Southelev-2

 利益を求めているわけではないので、用途地域の容積率一杯にする必要なし。15年間は借入金の返済でもうけなし。ただし資産として長く持ち続けたい。長く持ち続けることを考えると、建物の骨組みをロバウトに、間取りや設備は容易に取り替えられるようにしたい。

 そんな建て主の考え方に共感して、提案させてもらい、設計させて頂くことになった。

 2階建ての賃貸住宅、鉄筋コンクリート壁式構造。

 しかし、工事予算が厳しい。設計・監理料もかなり厳しい。構造・設備の協力設計者にもかなり厳しいことになりそう。