2006年10月 4日

FJ事務所兼倉庫 鉄骨建て方

RIMG0004.JPG のコピー

 鉄骨造2階建て、床面積1000m2弱の事務所兼倉庫です。
 あいにくの雨天続きにもめげず、ほぼ工程どおりに鉄骨が立ち上がりました。
 木造住宅であれば、”上棟”ということで神事なども行うのですが、鉄骨の野丁場は淡々と工事が進みます。
 建て方検査を行いました。一部建て入れ直し・胴縁の補強・高力ボルトの締め込みの不備を指摘、完了後に建築指導課による中間検査を受けます。


RIMG0002.JPG ご覧の通り、倉庫部分は平屋でかなり大きな空間です。
 床は屋根葺き後にコンクリートを打設します。
 この倉庫には、10t車程度のトラックが入ることも想定されますので、路盤となる砕石の締め固め・転圧を重点監理!

RIMG0010.JPG 前面の庇のはね出しは、4mあります。高さも約5m・長さは約43mあります。
 この大きな軒下は、雨に濡らさずに荷を出し入れするためにあります。建築基準法上は、庇の先端から1m後退した部分から床面積に含まれます。

RIMG0011.JPG 住宅とはスケールが違いますが、測る物差しは一緒なのが建築です。この様に現場ではミリ単位での納まりの検討を行います。
 木造であれば、ある程度の”切ったり張ったり”が後から出来るのですが、鉄骨ではそうも行かないので、全ての仕上材の納まりをこの段階で確認しておく必要があります。

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