2007年9月28日

今日から後期の授業始まりました

非常勤講師を務めている専門学校の後期の授業が今日から始まりました。
後期は、1年生の建築法規と2年生の建築計画を受け持ちます。
例年だと、1年生の中には夏休みを過ぎると”大変身”をする子がチラホラいるのですが、今年はみんなあまり変わっていませんでした。
久々に生徒諸君に会ったのに、サプライズがなく、ちょっと、寂しいような・・・?!

続きを読む "今日から後期の授業始まりました"

2006年5月25日

日影図の書き方

日影図

 たいしたアクセス数がある訳じゃないが、このBlogのアクセス解析は、XREA (エクスリア) で行っている。  そこで、googleやyahoo、msnなどのサーチエンジンから何という検索キーワードでここへ来てくれるのか調べてみた。

 ここ最近は、なぜか「日影図の書き方」というキーワードでやって来る方が多い。そんなに日影図の書き方について情報を欲しがっている人が多いのだろうか?

 東京では相変わらず高層マンションの計画が目白押しだという噂も聞く。僕の所にも、大手事務所にいる先輩から「高層集合住宅の図面手伝える?」などとのありがたいお声が掛かる。(Mさん、すみません、手伝えなくて・・・)

 そんなことで、東京の設計事務所などでは1〜2年目の新人が日影図を書くのに四苦八苦しているのかも知れない。

続きを読む "日影図の書き方"

2006年1月31日

”建築士のための指定講習会”のご案内

shiteikoushuukai

 建築士の信頼がガラガラと崩れてゆくような事件が世間を騒がせています。建築士などの国家資格の多くは、試験に合格すれば、社会や技術などの取りまく環境の変化に関わらず更新の必要もなく、一生使える資格であることもこれらの事件の原因であると思います。

 しかし、建築士法第22条1項で”常に建築士としての資質の向上に努めていかなければならない”と努力義務が言及されています。



 ということで、5年に一度は受講するよう国土交通大臣・知事指定の”建築士のための指定講習会”建築士会では行っています。茨城県建築士会では、本年度の2回目の指定講習会を3月9日に行います。茨城県内の建築士の方で過去5年以上講習を受けていない方は是非受講してください。詳細なプログラムと受講申込書はコチラ

 受講した建築士には受講修了証が発行されますので、家を建てよう、改修しようとお考えの方は、依頼しようとする建築士の方にこの指定講習を受けているか確認すると、勉強熱心な建築士か、そうじゃないかの判断材料の一つになると思います。

2005年10月 7日

”自立循環型住宅の設計ガイドライン”講習会

循環型住宅_resize1

 茨城県建築士会が主催する講習会のお知らせ。
 茨城県建築士会では、ほぼ毎月1回のペースで建築士の研修のための講習会を行っている。それらの講習会の企画・開催は、僕の所属する研修委員会で担当している。

 で、今回は、そのお知らせをします。

○”自立循環型住宅の設計”講習会
  日時:平成17年11月18日(金) 午後1時〜午後5時
  場所:茨城県職業人材育成センター(水戸市水府町864-4、TEL:029-221-8647)

 ”自立循環型住宅”とは、あまり聞き慣れない言葉かも知れません。むしろ、建築系の雑誌などを見慣れている人達には、”サスティナブル住宅”とか言った方がイメージが伝わりやすいかも・・・。
 具体的には、「日本の、特に温暖地において、生活時のエネルギー消費を50%削減することを目標とした住宅で、特殊な技術や未完成な技術を使うことなく、一般的な木造住宅を設計施工される方々が実現できる技術や工夫で構成されていることを特徴としています。」((財)建築環境・省エネルギー機構編集のマニュアルより抜粋)ということです。

 最近、社会のコンセンサスを得た意見として、地球環境へ配慮するため、一般の住宅も電気や石油・ガスなどのエネルギー消費を押さえ、一方で良好な住環境を確保するために自然エネルギーを取り入れる必要性があると云われています。全くそのとおりだと思います。
 そんな風潮の中、大手のハウスメーカーは、省エネルギー・自然エネルギー利用の住宅を盛んに宣伝・販売しています。しかし、各社の宣伝を見てみると、当然ながら特殊な技術や材料の囲い込みを行っていて、一般的に普及する技術としては確立していません。

 今回の講習会の自立循環型住宅の設計ガイドラインは、上述したとおり、”特殊な技術や未完成な技術を使うことなく”一般的に実現出来る住宅の設計ガイドラインです。コンピュータの世界でたとえると、オープンソースの考え方だといえると思います。社会にとって有用な技術は広く共有されなくてはならないと思います。
 そういった意味からも、是非、建築士会員のみならず、住宅建築に関わる人達・住宅を建てようと考えている人達もご参加ください。

 参加申し込みは、(社)茨城県建築士会宛に申込書(PDFデータ)をダウンロード後プリントアウトしてFAXして戴くか、建築士会(kyy05413@nifty.ne.jp)宛にメールにてお申し込みください。
  

2005年7月14日

前期の授業は終了

bunka_resize1

 文化学院芸術工科専門学校の建築士・建築士インテリア学科1年生、環境工学の講義は、前期で終了。  常々、「建築とは、環境づくり」と思っていた。今回、おこがましくも人に教える立場に立つことによって、改めて環境を形成する基礎を勉強出来ました。  温湿度・断熱・結露・通風・換気・採光・照明・音環境・色彩・都市環境・・・などのコントロール、その上でそこで行われる行為を芸術の域まで高められる場所をつくることが「建築」。  と、すれば、その入り口である環境を構成する要素の基礎・原理を設計者としてしっかりと勉強出来たのは、とても良かったと思います。

 このような機会を与えてくれた方々に感謝します。

 あとは期末試験と成績評価です。人を評価するのは、気が重いもんです。

2005年7月 6日

期末試験が近づいてきた

 非常勤講師をやっている環境工学の授業は、前期で終了。7月末に期末試験を行うため、試験問題つくり。
 みんな、授業の内容はちゃんと理解して覚えてくれただろうか?問題をつくりながら不安に思う。

 授業でやってきたことは、外部気候・室内気候(気温・湿度)、換気と通風、伝熱と結露、日照と日射、採光・照明、色彩、音環境、について。

 みんな、試験には勉強してからのぞもうね。60点未満は追試だそうだから、・・・・!

2005年7月 4日

二級建築士 学科の試験監理員

 昨日は、二級建築士学科試験でした。建築士会をとおして、試験監理員ということで選任され、試験室を担当しました。

 朝8時までに監理員は試験会場本部に集合ということでしたが、・・・すみません、5分遅刻しました。家を出て車に乗って、何の気なしに交差点を曲がったら、左折すべきところを右折してしまいました。曲がって直ぐに気がついたのですが、国道のバイパスで中央分離帯があるためしばらくUターンもできず、細い脇道に左折し、さらに左折して戻ろうと思ったら、ドツボにはまりました。なかなか国道に戻れず、15分ぐらいロスしてしまいました。・・・言い訳です。もっと余裕を持って家を出なかったのが悪いんです。「今日は試験の監理員だ」と気を引き締めて運転すれば良かったんです。
 5分遅れで到着したら、試験監理員のオリエーテーションも僕を待っていてまだ始められずにいました。試験総括である県建築士会会長の挨拶も僕の到着を待っていてくださいました。みなさん、ご迷惑をお掛けして申し訳ありませんでした。一級建築士の試験監理員もたぶん命じられる予定なんですが、次は、15分前には確実に到着します。

 さて、試験の方は、例年だと、暑い中受験生は大変なんですが、今年はやけに涼しく気候的には良かったと思います。合否は絶対評価となってますので、多くの受験生が合格することを期待しています。

2005年4月 8日

今日は入学式

Bunnka Resize1

 この4月から、7月まで文化学院芸術工科専門学校の建築士・建築インテリアコースの非常勤講師を務めることになった。授業は「環境工学Ⅰ」という気候から光・音までの建築の基本的条件について。人に教えるのは初めてなので、ちょっと緊張している。

続きを読む "今日は入学式"