2005年3月14日

ROLODEX

rolodex
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 戴いた名刺の整理にROLODEX(ローロデックス)を使っている。

 名刺交換したことのある人に、いざ連絡しようと思ってその名刺を探したら、なかなか見つからなくてイライラしたことありませんか?
 名刺の整理保管には、数々の試行錯誤を経て、やっとROLODEXに落ち着いた。

 名刺整理用のルーズリーフファイルやスキャナーを利用したOCR名刺管理ソフトも使ってみたが、いずれも手間が掛かる。
 ルーズリーフファイルでは、検索を考えて分類しようとすると追加や削除のたびにかなり面倒なことになる。余裕を見て空きを用意しておく必要もある。OCR名刺管理ソフトでは、いちいちコンピュータの電源を入れてソフトを立ち上げないと検索出来ないし、コンピュータが壊れたり、買い換えたりすると移行するのも大変。それにWindows用のソフトだったし。

 ROLOEXは、回転式というのがミソだと思う。機構・構造がシンプルなので壊れにくいし、検索もスムーズ。分類は、名前の頭文字という単純さ故、抜き差しも検索も簡単。何よりも分類に変なヒエラルキーが生じないのが良い。Aの人もZの人(今のところいない)もアクセスは等価。必ずAから探す必要もない。回転式には始まりも終わりもない。

 回転式という仕組みでは、スライドプロジェクタのカセットでKODAKのカローセルやCABINのロータリーがあった。また、ウェブデザインでは、マツダスピード、アテンザ長岡造形大学のギャラリーなどがある。
 並び方にヒエラルキーがないこと。エンドレスであること。が回転式の特徴であり、長所であると思う。

 デジタルで細かく刻んで直線的な思考に陥りやすが、認知のしやすさと使いやすさの面で回転式という思考方法もあったのだ。

 そういえば、アナログ時計も回転式だった。

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