おいおい、それはなんのまねだ。
友人の知り合いのお宅の雨漏り補修の立ち会いでのこと。
そのお宅は、以前書いたツーバイシックスの輸入住宅。2ヶ月以上経ってやっと軒樋を取り付けることになったとのこと。
相談を受けた以上、不安だったので、立ち会うことにした。
そこで、やってきたオジサンが、トラックに積んで来たのは、たぶん厚さ0.4㎜ぐらいのガルバリウム鋼板を加工した軒樋。材質と寸法を確認。その間、材料を持ってきた人は何も説明せず脚立足場を組み立てていた。そのお宅の御主人に向かって、「おはようございます」もなければ、「今日はこれこれこういう工事をするので、○○時ぐらいまで掛かります。」も言わないし、そもそもどういう人に何を指示されてどういう工事をしに来たのかも言わない。
無口な照れ屋さんなのかとも思ったが、話しかけても応えてくれない。どう見ても日本人に見えるが、もしかすると日本語が判らないのか?それとも聾唖者か?それでは失礼なことをしてしまっているのか?など、余計な心配をしていると、やおら軒樋を直に外壁に押さえつけて軒樋の横腹からビスを打ち始めた。当然、軒樋の前板が電動ドライバーの邪魔をしてなかなかうまくいかない。
っていうか、軒樋の内側から直接ビスで外壁に取り付けるつもりなのか?
おいおい、それはなんのまねだ。