2006年12月 4日

本屋

 最近は、本屋に行ってもつまらない。

 ちょっと前までは、書棚の前で著者もタイトルも知らない本を手にとって、面白そうかどうか斜め読みしたのだが、そんな気も起こらない。

 何故だろう?僕が歳をとったせいなのかな。などと、漠然と思う。

 ということで、以前読んで面白かった著者名で本を選んでしまうのだが、水戸あたりの本屋では、雑誌と実用書、季節ものコーナーに押されて単行本・文庫本コーナー自体が小さくなっているので、選択肢が狭すぎる。

 文庫本コーナーに行くと、出版社別に著者のアイウエオ順に並べてあるが、売れっ子作家のインデックスはあっても同じ頭文字の著作の少ない作家の本はほとんど皆無。

 単行本コーナーに至っては、出版社別にもなっていないほどの品揃えなのだ。

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