夏祭り
29日は町内会の夏祭りでした。
お祭りをやる広場は、2週間前に草取りをし、櫓を建てて、お祭り当日の朝7時から飾り付け・準備をしました。
櫓は、今時珍しく、昔懐かしい足場丸太と番線で組み立ててます。丸太は、真っ直ぐじゃないし、末口と元口で太さが違うので、これがなかなか難しいのですが、毎年やっているので、慣れたものです。
毎年、町内のお父さん・お母さん・おじいさん・おばあさん総出で準備します。
うちの町内会は、大きな国道のバイパスで分断されてますが、この町内会の夏祭りと小学校区の夏祭り、市民運動会が町内を一つにまとめています。
この夏祭りの準備で集まる度に、何故だか最後はヘロヘロに酔っぱらってお開きになります。親父ギャグで言うところの”飲ミ二ケーション”ばっちりです。
お祭りの本番でも、飲み放題の生ビールサーバーが3ヶ所も置かれ、一升瓶も廻ってきます。（子どもたちのジュース類は、飲み放題じゃないのに！？）
”おやじの屋台”と称する有志のやきとりとイカ焼き、焼きそば屋も出てます。”味見”と称して酒のつまみにも不自由しません。
と、いうことで、お祭りが始まった夕方にはすっかり酔っぱらっちゃっていたので、写真なんて撮ってるどころじゃなく・・・。
かろうじて、始まったばかりの頃の子供太鼓を携帯のカメラで撮影してましたのでUPします。
明けて30日は、朝8時からまたまた町内総出で撤収作業。
昨夜のお酒も残っているはずですが、割とテキパキと櫓やテント、舞台などを解体し、最後にゴミを拾って約3時間で完了しました。
これで終わりではなく、午後から子供会のドッジボールチームの今シーズンの打ち上げ焼き肉大会。
業務用厨房機器メーカーに務めている父兄の提供で、特注のステンレス製巨大バーベキューコンロが用意され、子どもたちも大満足の焼き肉大会でした。ココでもまたもや生ビール飲み放題！
一応、「ドッジボールのコーチその他をいつもしてくれていたお母さんたちありがとう」と言うことで、お父さんたちで準備をして肉を焼いて、食べさせるということなのでしたが、ココでも酔っぱらっちゃって、”大量の肉を豪快に焼く”という普段できない喜びに陶酔してました。
よく考えると、結局は準備その他を子供会の会長夫妻に頼ってしまいました。ご苦労様でした。
この2日間でビールを6リットル以上は飲んだ気がします。さすがに30日の夜は、テレビのコマーシャルでもビールが出てくると、「もうビールは結構」とつぶやいてました。
さて、次は夏休み終盤に行われる小学校区単位の夏祭りです。
この祭りでは他の町内会との対抗心から、別に意味でまた町内のオヤジが一致団結して”オヤジの屋台”を出します。準備はさほどではないのですが、終わってからの反省会が・・・。
最後は秋の市民運動会です。もう既に町内会対抗のリレーや綱引きのメンバーのスカウティングが進んでます。
僕も見かけの体型と体重から、綱引きメンバーに誘われています。
綱引きには2年前にも出ましたが、うちの町内会では優勝する気ムンムン。
決勝まで勝ち進むと手の平にはマメができてそれが剝けて血だらけ、背筋とふくらはぎと上腕と太ももがものすごい筋肉痛になります。
今年は、一級建築士の製図の試験の日と市民運動会の日が一緒なので、試験監理員をやると出場できません。果たして出場できるのか？
そんなこんなで、盛り上がる町内会ですが、その原因は、この地域はいわゆる新興住宅地ではなく、種々雑多な職種の住民が居ると云うことに有ると思います。
不動産屋やハウスメーカーが理想の居住環境として描く、整然とした住宅地では、こうはいかないと思います。
僕の育ったところもいわゆる新興住宅地でしたが、今住んでいる町内のようなカラフルな町内づきあいは、住宅地ができて40年経った今もまだできていないようです。（世代の高齢化が一様に進み今やジジババ村の様だそうです。そのため、治安が悪くなってきてるようです。）
そろそろ人口も頭打ちになってきているようだし、新たに住宅地を造成開発するんではなくて、既存の町や集落を醸成するのがよいと実感しています。
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