URN-House仕上工事開始
日立市内で工事中のURN-House。軸組木造2階建て、外張り断熱通気工法です。ゆっく〜り進行中。昨年の12月に着工したんですが、やっとサッシュが付いて外壁下地まで完了しました。これから造作工事が始まります。
軒の高さは1.5階建て程度と低く抑え、軒とケラバの出寸法は柱芯から1200ミリと大きくしたので、落ち着いた雰囲気の外観となっていると思います。画面右の突出した部分は2階まで吹き抜けの居間です。
外壁に見えるのは左官の木ズリ下地です。
玄関を入って正面右手に見える大黒柱は桧で8寸角有ります。もちろん、茨城県産材です。この柱は玄関ホールから居間への出入り口引戸の戸当たりとなります。
奥に見える木板横羽目張りの壁の所は、洗面脱衣所です。材料はサワラ材を使っています。
敷地は造成された傾斜地なので、盛土部分と切り土部分が有ります。そこで基礎を深くして安定した地盤にベタ基礎を載せました。
深くなった基礎部分を利用して床下に収納と配管メンテナンス用の空間を設けました。床下部分の天井高は、階数に算入されない1.4mですが、収納と配管メンテ用スペースとしては十分です。
ここにこれから床下へ降りられる階段をつくります。荷物の出し入れがしやすいように、ハシゴではなくて階段で下りていけるようにしました。
屋根は下から順に、厚さ30ミリの野地板兼天井材+厚さ50ミリの断熱材+高さ30㎜程度の通気層+厚さ12ミリの屋根瓦留付け用下地材という構成になっています。一枚の破風板では高さが高くなりすぎて格好悪いので、何段かに分けることにしました。それでご覧の通り立派な破風になっています。これはちょっとやり過ぎかなぁ?
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