2005年11月14日

千波湖-夕景-

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 先日エントリーした自転車で打合せに出かけた帰りに、綺麗な夕景に出会いました。  場所は、水戸の千波湖というところです。千波湖は、一周3㎞強の大きさなので、湖と云うよりは池に近い規模ですが、水戸の街のど真ん中にあって、市民の憩いの場です。周回する歩行者専用道は、高低差もなく一周の距離も手頃なので、ジョギングやウォーキングするにはもってこいです。が、これからの季節は北風が湖面を渡って吹き付けるので、千波湖南側の道はすごく寒いです。
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 水戸の街は、この千波湖と那珂川に挟まれた馬の背状の台地に発展しました。その馬の背の東の突端に水戸城は築かれました。縄文海進期には那珂川と千波湖が合流する当たりに突き出した岬の上です。城が築かれた頃は、海は既に後退していたので、川と湿地に挟まれた高台が城の防衛上から選ばれたと思いますが、おそらくその前から聖地みたいな場所だったと思われます。  はい、中沢新一の”アースダイバー”の影響を受けてます。

 と、云うことを立ち止まって考えたり、考えるキッカケとなる場所を発見出来るのは、自転車のスピードのおかげだと思います。


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 毎年、白鳥も飛来します。今年はまだ飛来していないようです。餌をねだっているのは、通年をココで過ごす黒鳥とアヒル・カモなどです。たしか、黒鳥はオーストラリアとの友好親善で送られた鳥の子孫だったと思います。
 右の写真は、遊覧の白鳥ボート。  ではなくて、水質浄化装置を積んだ無人水質浄化ボートです。どう評価して良いのやら・・・。

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