2005年7月21日

エミリオ・アンバーツ

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 前回エントリーしたアクロス福岡の設計者、エミリオ・アンバーツです。上の写真はa+uの93:04号に載っていたアクロス福岡の応募案の模型写真です。気持ち良いくらいの「主張が明確に見える」プレゼンテーション!

 当時、1993年4月〜6月に東京駅ステーションギャラリーで展覧会があり、見に行きました。建築だけではなく、プロダクツのデザインも展示してあり、かなり面白かったと記憶してます。

 福岡から帰ってきて、書棚を探したら、上述のa+uと展示会パンフレットが見つかりました。



 で、プロダクツのデザインがとにかく面白く、なんといっても12年以上前のデザインですが、今でもこういう製品が販売されたら、「欲しい!」と思うようなものばかりです。



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 いわゆるノートパソコンです。革製の筐体にソフトに収まっていて「持って歩くこと」に快感を覚えそうな手触りがありそうです。
 画面部分は取り外してタブレット型コンピュータとしてもつかえることを想定しています。
 よく見ると、キーボードこそAT互換機ぽいですが、画面は明らかにクラシックMacです。あっそうか、アッチ(MS)は93年ではまだ、DOSでしたね。ハハハッ・・・。いずれにしても、画面がケバケバしいWindowsでは、せっかくのデザインも台無しですね。

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 上のノートパソコンと同じように革製のボディの携帯電話です。93年といえば、NTT移動通信網がデジタル方式のサービスを開始した年です。
 コレも、手触りが良さそうで、ポケットの中での収まりが良さそうなデザインです。革は使い込むほどに出てくるヤラレ感がいいので、しょっちゅう買い換えてしまうなんてこともなさそうです。
 時計とか財布とか手帳などの常に持ち歩くものは、持っていることに不満を感じないデザインのものが欲しいと思うんですが、日本の携帯電話のデザインは、マーケティング優先なのか、中高生からOL向けのものしか無いように感じます。シニア向けというか、おちゃらけていない大人のデザインの携帯電話が欲しいところです。
 コレだったら、アルマーニのスーツでも似合うと思います。と、いうかアルマーニのスーツ持ってませんけど・・・。

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 中朝距離用ディーゼルエンジンです。
 パーツ数を減らし、強度を上げるため、ミニマムなデザインとなっています。色の選択も頑丈さと無骨さを強調し、同時に製造時のキズを目立たなくするためということです。
 音と振動を軽減し、重量を軽くするため、油冷式を採用とのことです。

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